D講座スケジュール
鑑賞学習アプリ開発とインルーシブなデザインアプローチ
■鑑賞は表現・制作と表裏一体の活動であり,つくることが苦手でもアートや美術館を楽しむ方法として有効です。平 成 27 年度の「鑑賞行為の分析と美術への導入のための鑑賞アプリ開発」講座(山城 大督講師)を発展させ,アート受 容について障害者等の弱者に対するアーツ前橋の環境条件に応じた鑑賞プログラム・アプリ等を開発することを目的に 講座を開設します。「鑑賞の導入のためのアプリ・Folks」のプロトタイプを発展させ,展覧会のための鑑賞ガイドや鑑 賞後のふり返りと交流のためのアプリなど,総合的な完成をめざします。障害者を含めたさまざまな鑑賞者が独力で使 用できる音声・映像館内案内・マップ(デジタル)及び鑑賞サポータがそれを使用するための対応マニュアルなど,美 術館での鑑賞学習へのアクセスをサポートすることを講師と一緒に考えていく。講座では実際にアーツ前橋の現場で, インクルーシブデザインワークショップを実施し,リサーチ,プロトタイプ,テストを繰り返し,評価まで実施します。
※スケジュールは変更することがあります。